医師転職ドットコムに登録してみた|転職する気がないのに登録した理由
非常勤やスポットの仕事を探したいけれど、どの医師向け求人サービスを使えばよいのか分からない。登録したあと、電話やメールがどのくらい来るのかも気になる。この記事は、そうした勤務医に向けて書いています。
僕は現在、常勤先を変えるつもりはありません。それでも、医師転職ドットコムに登録しました。理由は、このブログで紹介する前に、自分で登録して確かめたかったからです。
このブログでは、実際に利用したもの、または十分に理解したものだけを紹介する方針にしています。使ったことのないサービスを、公式サイトの情報だけで勧めることはしたくありませんでした。
ただし、医師向け求人サービスを使うのは初めてではありません。以前はMRTとリクルートドクターズキャリアを使い、スポットの仕事を探していた時期があります。今回はその経験とも比べながら、登録にかかった時間、届いたメール、3つのサービスで違うと感じた点をまとめます。
なお、僕はまだ求人へ応募していません。この記事で書けるのは、登録して案件情報を受け取ったところまでです。応募後の担当者とのやり取りや、勤務までの流れは評価できません。
医師転職ドットコム結論|案件情報を確認する選択肢になる。ただしメールは届く
実際に登録した範囲では、医師転職ドットコムは、常勤先をすぐに変えるつもりがなくても、非常勤やスポットの案件情報を確認する選択肢になります。
登録時には、常勤、定期非常勤、スポットの中から希望する働き方を選べました。僕が選んだのはスポットです。常勤転職を希望していなくても、登録手続きを進めることができました。
登録にかかった時間は5〜10分ほどです。入力後は、登録した希望に沿った案件メールが届くようになりました。
一方で、登録後に届くメールは少なくありません。僕は複数の科目を登録したため、登録から約1週間後には1日10件程度の案件メールが届いています。これは2026年8月時点の僕の例であり、登録する科目の数や希望条件によって件数は変わると思います。
ここでいう「連絡」は、現時点では案件を案内するメールです。登録から約1週間、まだ応募していない段階では、電話は来ていません。ただし、応募後も電話が来ないという意味ではありません。
そのため、案件情報をある程度まとめて受け取りたい人には選択肢になりますが、メールが増えること自体を負担に感じる人は、登録前に考えたほうがよいと思います。
5〜10分で登録できましたが、その後は1日10件程度のメールが届きました。この両方を知ったうえで、自分に合うかを判断する必要があります。
以前は、複数の媒体を使ってスポットの仕事を探していた
以前の僕は、MRTとリクルートドクターズキャリアを使い、スポットの仕事を探していました。
スポットは、空いている日と条件の合う案件が一致すれば働けます。一方、仕事を入れようとするたびに、勤務日、場所、時間、業務内容などを確認することになります。
複数の媒体を見ると案件の選択肢は増えますが、同時に確認する場所も増えます。どこで何に応募したのか、勤務予定をどう管理するかという手間もありました。
その後、時給条件のよいクリニックの定期非常勤が決まり、スポットの仕事を探す必要がなくなりました。
定期非常勤は、決まった曜日や時間に勤務します。一度条件の合う仕事が決まれば、毎回案件を探す必要がありません。僕の場合は、単価だけでなく、探す時間や予定を管理する手間も減りました。
外勤の収入は、毎月の振込額を見ただけでは年間の手取りが分かりにくい面もあります。給与と手取りの違いについては、勤務医の手取りは、なぜ分かりにくいのか|2027年から変わる社会保険料で整理しています。
定期非常勤が決まってからは、医師向け求人サービスを以前ほど確認しなくなりました。それでも今回、ブログで紹介するために改めて登録するなら、久しぶりに現在の案件の届き方を見てみたいという気持ちもありました。
過去に複数の媒体を使った経験があるからこそ、今回は登録できたかどうかだけではなく、情報の届き方や管理のしやすさにも注目しました。
医師転職ドットコムは、どのようなサービスか
医師転職ドットコムは、株式会社メディウェルが運営する医師向け求人サービスです。同社は1996年創業で、公式サイトでは登録医療機関19,000施設以上、求人掲載数44,000件以上と案内されています。このうち、匿名・非公開求人は18,000件以上です。
また、厚生労働省の委託事業として設けられた、医療・介護・保育分野の適正な有料職業紹介事業者を認定する制度において、4年連続で最高ランクに該当すると掲載されています。
これらの求人掲載数や認定に関する情報は、2025年1月時点のものです。サービスを検討するときは、最新の情報を公式サイトでも確認してください。
出典:医師転職ドットコム「サービス実績」(2026年8月20日確認)
公式ページには、メディウェルが自社会員を対象に行ったアンケート結果も掲載されています。転職後の年収は、上がった人が65.1%、下がった人が22.0%でした。年収が下がった理由の1位は「勤務時間日数の短縮」で、51.0%です。
これは常勤転職者を対象とした自社アンケートであり、僕のスポット登録体験とは対象が異なります。また、年収が下がったことで生活全体がよくなったと断定できるデータでもありません。ただ、働き方を比べるときは年収額だけでなく、勤務時間や時給換算、家計全体も一緒に見る必要があると感じます。
家計を確認するときに僕が最初にしたことは、勤務医が資産形成の前にやったこと。まず家計を見える化するに書いています。
医師転職ドットコムに実際に登録してみた
登録手続きにかかった時間は、5〜10分ほどでした。
登録画面では、常勤、定期非常勤、スポットから希望する働き方を選べます。僕はスポットを選びました。
聞かれたのは、希望する科目、経験年数、これまでの経歴、保有資格などです。
ここで書けるのは「何を聞かれたか」までです。僕が選んだ具体的な科目、勤務先、希望勤務地、希望年収などは、匿名性を守るため書きません。
登録後は、希望科目に沿った案件メールが届くようになりました。登録直後は数日で5通ほどでしたが、約1週間後には1日10件程度まで増えました。
メールの件数には、登録した科目の数が関係していると思います。僕は複数の科目を登録していますが、具体的な数と科目名は伏せます。登録条件が違えば、届く量も同じとは限りません。
届いたメールには、勤務時間、場所、単価、業務内容、アクセスが記載されていました。
僕が見やすいと感じたのは、重要な箇所が赤字で示されていたことです。メールを最初から最後まで細かく読まなくても、勤務を検討するために必要な部分を探しやすくなっていました。
さらに、当日に必要な持ち物までメールに書かれていました。
スポットの仕事を探すときは、単価だけ分かればよいわけではありません。勤務時間や場所が自分の予定に合うか、どのような業務を担当するのか、どうやって行くのかを確認します。応募後には、当日何を持っていけばよいかも必要になります。
医師転職ドットコムから届いたメールでは、こうした情報を、こちらから問い合わせる前の段階で確認できました。少なくとも僕に届いたメールについては、案件を検討するための情報が一つにまとまっていると感じました。
登録から約1週間、応募していない段階では、電話は来ていません。いまのところ、登録手続きやメールの内容で困ったこともありません。
ただし、僕は応募していません。応募後の連絡頻度、担当者の対応、条件調整、勤務当日の流れは確認できていません。登録後の入口までは書けますが、その先を評価できる段階ではありません。
医師転職ドットコムMRT・リクルートドクターズキャリアと比べて違ったところ
僕はこれまでに、MRT、リクルートドクターズキャリア、医師転職ドットコムの3つへ実際に登録した経験があります。
どれが一番優れているという話ではなく、使ってみると、それぞれ強みが違うと感じました。
MRTは、アプリで勤務を管理しやすかった
以前の僕が実際に使うことが多かったのはMRTです。
理由の一つは、アプリで勤務予定を管理できたことでした。スポットの仕事を繰り返していた時期は、応募した案件と確定した勤務を確認する機会が多くあります。アプリの中で予定を見られることが、僕には合っていました。
これは求人そのものの優劣ではなく、勤務管理のしやすさという軸で見た感想です。
リクルートドクターズキャリアは、管理方法に違いを感じた
リクルートドクターズキャリアにも、以前登録していました。
MRTと比べたとき、僕はアプリで勤務を管理できる点を便利に感じていたため、実際に使う頻度はMRTのほうが高くなりました。
ただし、これは僕がスポットの予定管理を重視していた時期の比較です。常勤転職の支援、担当者とのやり取りなど、利用していない部分まで比較することはできません。
医師転職ドットコムは、メールだけで情報を確認しやすかった
今回、医師転職ドットコムで印象に残ったのは、メールの設計です。
重要な項目が色分けされ、勤務時間、場所、単価、業務内容、アクセス、持ち物まで記載されていました。担当者とやり取りを始める前に、届いたメールだけで検討に必要な情報を確認できました。
MRTはアプリで勤務予定を管理しやすい。医師転職ドットコムは、届いたメールから案件情報を把握しやすい。僕が実際に使った範囲では、このような違いがありました。
比較するときは、「どこが一番か」ではなく、自分が何を面倒に感じるかで選ぶほうがよいと思います。勤務予定を一か所で管理したいのか、メールを開いた段階で情報をまとめて確認したいのか。それによって使いやすい媒体は変わります。
なお、この記事では他社サービスへの広告リンクは掲載しません。ここで書いた比較は、僕が実際に利用した範囲の感想です。
よかったことと、まだ分からないこと
登録してよかったと感じたのは、スポット案件の情報を久しぶりに確認できたことです。
登録に長い時間はかからず、案件メールには勤務を検討するための情報がまとまっていました。特に、重要な箇所が色分けされ、当日の持ち物まで書かれていた点は見やすいと感じました。
一方、気になったのはメールの件数です。
僕の場合は1日10件程度届いています。複数の科目を登録しているためだと思いますが、案件を探していない時期には多いと感じる人もいるはずです。
そして、現時点で一番大きな限界は、応募していないことです。担当者の対応や応募後の連絡、条件調整、実際の勤務については分かりません。
よい点だけで結論を出さず、まだ試していない部分は、分からないまま残します。
医師転職ドットコムが向く人・向かない可能性がある人
僕が登録した段階で考えると、次のような人には選択肢になりそうです。
- 非常勤やスポットの案件情報を確認したい人
- 常勤先をすぐに変えるつもりはなくても、ほかの働き方の条件を知りたい人
- メールで勤務時間や場所、業務内容などをまとめて確認したい人
一方、次のような人には向かない可能性があります。
- 案件メールが増えること自体を負担に感じる人
- 求人情報を完全に自分だけで探したい人
- 現在の働き方以外の条件を確認する必要を感じていない人
ただし、これは登録から約1週間、応募していない段階での判断です。常勤転職を考えている人や、応募後の支援を重視する人には、この記事だけでは判断材料が足りません。
まとめ|登録して分かったことと、まだ書けないこと
僕が医師転職ドットコムに登録した理由は、このブログで紹介する前に、自分で確かめたかったからです。
登録には5〜10分ほどかかり、その後は希望に沿った案件メールが届きました。複数の科目を登録した僕の場合、約1週間後には1日10件程度になっています。
メールには、勤務時間、場所、単価、業務内容、アクセスに加え、当日の持ち物まで書かれていました。必要な箇所が色分けされ、案件の情報を確認しやすい設計だと感じました。
一方、メールが届くこと自体を負担に感じる人には合わない可能性があります。
そして、僕はまだ応募していません。応募後の対応や、実際に勤務するまでの流れは書けません。
登録したところまでは事実として書く。経験していないところまでは勧めない。その線を守ったうえで、非常勤やスポットの案件情報を確認したい人にとって、判断材料の一つになればと思います。
医師転職ドットコム
